こんにちは!
7歳と4歳の娘を持つ元ヤマハ音楽教室システム講師のはるなです。
今年7歳になった長女も、楽しくヤマハ音楽教室の幼児科に通っていました。
ですが、コロナ自粛の影響で突然レッスンがなくなり、楽しみにしていた発表会も中止。
先生やクラスのみんなとお別れもできないまま、退会という形になっていました。
とても残念な気持ちで過ごしていたのですが、先生の計らいの元、本日、最後のレッスンをやれることになり、長女と一緒に行ってきました~!
ヤマハ音楽教室って、CMもバンバンやっているし、全国展開していて、音楽教室の中では老舗大手、というイメージがあると思いますが、子供が少なくなり、個人でやられているピアノ教室や、他大手の音楽教室もたくさんある中、生徒確保に苦戦しているのが事実かな、と、自分の実体験として感じています。
ですが、ご縁があり講師を勤めさせていただき、長女も1年間ではありますが、幼児科のクラスに通わせていただき、とても楽しい空間を与えてくれたヤマハに感謝しているので、今日は、幼児科でどんなことが身についたのか、実体験として記事にしていこうと思います!
ヤマハ音楽教室幼児科で身につくこと
ヤマハ音楽教室の幼児科で大切にしていることは、その年齢で伸びる能力を伸ばしてあげること。
4歳~6歳くらいの時期に伸びる能力は、耳で聴く能力です。
そのため、ヤマハ音楽教室で重視しているのは、「きく」ことと「うたう」こと。
という順番でレッスンを進めていきます。
特に1年目はほとんど「きく」、「うたう」に重視。
両手で「ひく」ことも体験はしますが、クラシックの個人ピアノ教室よりも「ひく」ことに特化していないように感じます。
ですが、私は子供が大きくなって、クラシックのピアニストになってほしいわけではなかったので、総合的な音楽力の素地を身につけさせたいな、と思い、導入時期はヤマハ音楽教室のグループレッスンを選びました。
ちなみに、幼児科2年目から編入で入った長女の様子を下に記事にしています。
※幼児科1年目の内容は、私が家で個人的に教えていました。
ヤマハ音楽教室幼児科で実際に身に着けたこと
- 耳コピしてメロディーが弾ける
- 習った和音で伴奏付けができる
この2点はしっかり身に付きました。
保育園で歌ってきた歌や、アナと雪の女王の歌など、口ずさみながら弾くことができます。
耳コピして何でも弾けるのが、ヤマハ音楽教室の一番の利点です。
ただ、やっぱり、「きく」、「うたう」に特化してきたので、下記の事項はあんまり身についてないです。
- ピアノを「ひく」ときの手の形のフォーム
- 楽譜を「よむ」
- リズム感
リズム感はちょっと残念だったな・・・。
レッスン中もみんなでリズムを叩いたり音符を読む時間もあるのですが、1時間のレッスンの中で5分あるかないか、という感じなので、楽譜を読みながらリズムを一定に保って弾く、ということは幼児科2年間だけでは期待できません。
「2年もやっててどうして楽譜が読めないんだ!!」
とクレームをつけてきます^^;
ピアノ個人レッスンの先生でも、ヤマハ出身の子は楽譜を読まないで耳で覚えて弾いてしまうから、楽譜を読ませるのが大変だ、とおっしゃる方もいます。
その点も考慮しつつ、導入時期のピアノ教室を探されるとよいかな、と思います。
小学生になってから始めたこと
幼児科が終わり、その次のコースに進ませるかどうかは非常に悩んだのですが、パパと話し合った結果、家でパパがギターを教えることになりました。
理由としては、ピアノやエレクトーンは習っている子が多すぎてライバルが多いからです。
バイオリンをやりたい、という話もあったのですが、バイオリン教室に通わせるお金は残念ながらないので、パパでも教えられるギターにしました。
- ライバルが少ない
- 持ち運びしやすくどこでも練習できる
- 作曲もリズムも重視
ピアノ弾きの私としては、どこでも弾けるのがうらやましいです。
エレクトーンもそう。弾きたいときに弾けないもどかしさ^^;
↓そんなこんなで、ギターを始めて5週間経った動画がこちらです↓
耳がいいので、パパが弾いたフレーズをすぐに覚えて、5週間でねこふんじゃったが弾けるようになりました。
これは、ヤマハの幼児科のカリキュラムを2年間やって、耳が作られていたからすんなり入れた、と確信しています。
毎週土曜日動画撮影を目標にやっていますが、今コードが出てきて少々苦戦中。
今週は撮影お休みして、練習です。
しっかり継続してやっていきます。
まとめ
寝起きでもどこでもギターと一緒の長女↓
ヤマハ音楽教室に思い入れのある私が記事にしてきましたが、最初の導入時期に幼児科のレッスンを受けておくのは、価値のあることだと思っています。
私自身はピアノ個人レッスンで、ガチガチのクラシックを学んできたので、聴音や楽典もできることはできます。
ですが、大人になってからバンドに目覚めたときに、楽譜通りに弾けるけれど、アレンジができない、というところで躓きました。
ヤマハ出身の子は肌感覚でその場でアレンジができるのです。
このカリキュラムで2年間習ってきて良かったです。
最後がコロナ自粛で発表会も出られず、残念ではありましたが、今日の最後のレッスンも楽しく過ごすことができました!
これからも楽しく音楽を続けていきたいと思います。
それでは、今日はこの辺で~!