子育て 家庭と仕事の両立

共働き家庭のお金事情と失業時の対策法

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こんにちは。
39歳にして、新小4、新小2、1歳児を育てている、開発歴通算3年目(23歳新卒のときにHTML頑張ってやっていた1年間も含める)のプログラマーママです。

2023年4月に、1歳児を保育園に預け、なんちゃらこんちゃらで2ヶ月経ちました^^
育休明けって、何度経験してもドキドキの不安と期待が入り交じり、子供は新生活に慣れるまでグズグズと泣いているし、親も久しぶりの仕事でアタフタして、中々落ち着かない日々です。

そんな中色々とありまして、7月からママの職場が変わることになりました。
家族を養うために転職活動しまして、会社を変えました。
サーバーサイドエンジニアとしての経験値が活きて今回の転職は苦労しませんでした。

お金が無いから結婚が出来ない?
お金が無いから子供が産めない?

結婚したかったら家事力磨いて結婚相手を探しましょう
子供を産みたかったら女は20代のうちに1人目産んでおくべきですよ
お金が無かったら国や都道府県や市町村の施策を存分に活用しましょう

現実を憂う暇があったら覚悟を決めて動けー

育休明け、色々あって、起き上がれなくなってしまったり、涙が止まらなかったり、不安と絶望が押し寄せて来て大変だったのですが^^;
ようやく落ち着きを取り戻しましたので、
この時代は何なんだ!!若者は損だ!少子化は止まらないぞ!!!と憂いを抱いている20~30代のうちの一人として、実体験を淡々と綴ります。

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私たち夫婦のざっくりとしたプロフィール

  • 北関東の田舎出身・ママ地方国立大卒(偏差値低)・パパ高卒(現在は4大卒)
  • 若い頃はミュージシャンを目指していた
  • ママはピアノとキーボード弾き。ヤマハ音楽教室で講師経験有
  • パパはギター弾き。プロを目指して都内のギタリスト養成所に通っていた
  • 29歳の時にミュージシャンを目指すことに区切りをつけ、子供を育てる
  • 何だかんだお金が無い中でも何とか3人の子供たち育児中

我が家では、実家が遠方なので、子育て云々を両親に頼ることはできません。
現在住んでいる地域(東京駅から電車や徒歩やバス等を含め1時間30分くらいのところ)では、ベビーシッターや病児保育、さらには小児科まで、予約がほぼ取れない場所です。
仕事も安月給で出勤すればあるのですが、子育てとの両立ができないので、現在は夫婦共にリモートワークで都内の案件中心にお仕事しています。

10年前出産時

25歳で結婚。
夫、結婚直後危険を察知して正社員の仕事退職。
(※その後その会社倒産)
28歳で引っ越し、その頃音楽教室の仕事をしていましたが、引っ越し先で受け入れてもらえず私の収入は0円。
(※現実問題として20代前半の新卒から仕事を割り振られるのです。個人の力では限界があります)
派遣で家電量販店にて携帯販売の仕事に就き、28歳妊娠、29歳で出産。
妊娠したことを会社に告げると、「産休直前までは働けるけど、産休や派遣期間の更新はないから、ここで退職ですね」ということで切られました。
(※その後、その派遣会社は無くなりました)
夫は高卒での仕事は中々厳しいので、大学卒業と国家資格取得を目指してアルバイトをしながら勉強。

親世代から見れば、仕事が安定してから子供を産めばいいのに、とハラハラしていたことと思います。
ですが、私が若いころからおばあちゃんやお母さんから教わってきた、女の人が子供を産める期間は限られているという情報が頭の中にあったので、何とかなるから子供を作ろう!と、子供を作りました。

20代のうちに子供を産んだ方がいい、というのはデータでも出ていますね。

20代、収入面で苦労してきた当事者の私ですが。
親世代の方たちには、男が収入を得てから子供を作るという固定概念をぶち壊してほしいですね。
そんなこと言ってたら、産めないよ?^^;

7年前出産時

この頃は、私は正社員の職にありつくことが出来ていました。
正社員を目指した理由は、2人目の子供が欲しかったからです。
派遣では切られてしまうので、産休・育休が取れる正社員が必須でした。
しかし、有名大学卒でもない田舎者の私がありつける仕事は零細中小企業の営業職でした。
女性初の営業、女性初の産休・育休取得ということで、ここでもひと悶着ありました。

まず、2人目出来る前、ストレスで妊娠初期に流産しています。
70代社長の怒号が飛び交い、関西弁と九州弁、広島弁の強い口調の男性たちがワーワー言っている声が聞こえてくる職場でした。
田舎の優しいじいちゃんばあちゃんの口調が好きだった私にとって、慣れない環境は非常にストレスフルでした。
それでも、子供を産むためにはそういう環境の職場しか見つかりませんでした。

流産を乗り越え、2人目の妊娠に恵まれ、何とか耐えしのぎながら仕事を続けました。
怒号が飛び交う中でも、私を守ってくれる部長の存在は大きかったのですが。
(そのお方、60歳定年退職時、ガンが見つかり療養されました。その後お話しする機会があったのですが、元気そうで記事書きの案件をボチボチやっているとのことでした。能力あるお方は年をとってもそういう働き方ができますね)
社長からは、「1年も休むんか!!この部署が無くなるわ!!!」と怒鳴られました。
子供を守るために必死で耐えました。

私がこんな目に合っている中、パパはどうしていたのかというと、
長女の子育てを中心に、独立して細々と仕事を開始していました。
都内で修行にも出たのですが、度重なる長女の発熱、保育園の呼び出しのため、上司から叱責が相次ぎ、勤めは無理だと判断をしました。

そうして、ようやく2人目出産。
育休中、産休や育児休業給付金の手続きを経理がやってくれないので、支払いが滞りました。
仕事に必要な資格を取得して戻ると経理のお局様から、育休中に取った資格の資格手当は出せないと言われました。
育休復帰直前に支店長が荷物全部そのままに突然夜逃げしてしまいました。
取引先の業者さんが自殺しました。
定時で終わらない作業量の膨大な持ち帰り残業、土曜日出勤。
営業手当月1万円も減らされました。
新たに入社しては即逃げ出す従業員。
荷物そのままにいなくなってしまうので、段ボールに荷物を詰めて各従業員さんのおうちに発送するのは私の仕事。
入社半日でもう無理です、と帰ってしまう女性事務の方もいました(笑)

労働基準監督署へ相談しても、まともに相手にしてもらえません。
精神科の先生は話を聞いてくれましたが、根本的な解決にはならなかったですね。

7年前。
当時も田舎出身の夫婦が子育てすることは、とてもとても厳しい環境でした。

1年前出産時

職業訓練を得てエンジニア職で、IT企業に就職していました。
子供2人抱えて実務ほぼ未経験で残業のないエンジニア職での転職は困難を極めました。
幸い下請け中心に成り立っている中小企業でお世話になることになったのですが。
仕事が無くて、待機期間が5か月以上続いた時期があり、自分自身の存在価値を見出せなくなっていました。

私が社会の役に立つことは何だろう
人生の中でやり残していることはなんだろう

暇が出来ると、人間って、いろいろなことを考えます。
上2人は女の子。
パパは、結婚当初から男の子が欲しい、と言ってたなー。

そうだ、男の子を産んで育てよう

無事男の子出産。
産休・育休実績もある会社だったので、以前のように手続きが遅れる心配もなく、安心してお休みに入ることが出来ました。

しかし、やはり仕事が無い状態というのは、やる気のあるエンジニアにとってかなり良くない状態です。
次々と先輩たちが退職していきました。

私は育休中に応用情報技術者の資格を取りました。
開発で上流~下流を一通り経験させていただいたので、知識として再確認することができました。
そして、戻ってきたら前にいたチームは解体することが決まっていました。
子供3人抱えて在宅で開発を希望していた私に振る仕事は、ここにはもうありません。

普通に状況伝えればいいだけなのに。
上司からいろいろ言われたことは、要約すると

『あなたの能力が無いから仕事がないんだよ』

ここにも居場所が無くなってしまいました。

あらー。また転職ですよーー。

異次元の少子化対策とは一体何なんだ?
いや、子育てと会社の業績悪化は関係あるのかないのか?
信じられるものは何もないんじゃない??

周りの人たち

私との関係を書いてしまうと個人情報があれなので、年齢と性別のみ載せますね。

  • 40代前半男性:スタートアップ企業の代表。何とか赤字を脱出し、新事業に投資中。
  • 30代半ば男性:第一子誕生後40代後半の昭和の働き方推奨上司からパワハラを受け、躁うつ病発症。フリーランスエンジニアになるべく勉強中。
  • 30代前半男性:生活保護を受けつつ、たまにランサーズ等の仕事を請け負って生活。
  • 40代半ば男性:勤めているが鬱っぽい症状が見られ、週に1度は床に臥せて出られなくなってしまう。
  • 30代後半女性:夫婦2人。子無し。20代で結婚DINKS生活を選択。
  • 30代後半女性:夫婦2人。子無し。30代半ばで結婚DINKS生活を選択。
  • 30代後半女性:夫婦2人、子1人。不妊治療の末にようやくできた子に知的障害有。
  • 30代後半男性:夫婦2人、子1人。田舎暮らし子供は1人で手一杯。
  • 20代半ば男性:20代前半で子が出来てしまったが、両親から大反対を受け引き離されてしまった。カップルとしては親子3人で一緒に暮らしたいと思っている。
  • 30代後半女性:生涯独身を選択。仕事と趣味に日々忙しい。

こんな感じ。
そうそう、中学時代の友人2人、20代の頃自殺してます。
少なくとも私が実感している周りの人たちのリアルはこんな感じです。
自分たちが子供のころとは時代が違ってて、たぶんみんな多かれ少なかれ大変だなー、不安だなーと感じながら生きているんだと思います。

共働き家庭のお金事情

前置きが長くなってしまいましたが、そんな我が家のお金事情です。

収入

うちはずっと低所得と呼ばれる世帯です。
夫婦二人で年の所得350万以下です。
結婚してからずっとそうです。
でも、3人の子育てを成立させています。

住宅

月71,520円
中古1件家です。
1F:音楽部屋兼子供勉強部屋兼リビング・和室(食事を食べるところ)
2F:パパの仕事部屋・ママの仕事部屋兼3番目との寝室・パパとお姉ちゃんたちの寝室

趣味が多いので狭いですが、家族5人で生活できています。

自動車

月25,000円
ここが大きいなぁ・・・あと2年ほどの辛抱です。

教育費

ほとんどかかりません。

小学校は就学支援制度にお世話になり給食費も無料です。
小学校ではタブレットが全員支給となり、スタディサプリもかなりお安い価格で学校で契約してくれています。
(この費用も就学支援制度で賄っている)
塾へ行くお金がなくても、スタディサプリのプリントを印刷して家で勉強させています。

英語だけは学習教材購入しました。
70,000円ほどで、小学生で英検準2級まで見込めるオンライン学習サービスです。
結果がまだ出ていないのですが良さそうだったら別途記事にします。

親が在宅で仕事をしていると、学習習慣を身につけさせることができるのも良いところで、
塾任せよりよっぽど効果が上がると我が家では思っています。
おかげさまで、子供2人の学校の成績は3段階評価中ほぼ全教科でAをもらってきています。
そうした子育て世帯への援助は沢山あるので、最大限活用させていただき生活が成り立っています。

今の時代は貧乏にも勉強が出来るようになるツールやチャンスはかなり広がりました!!
最新の技術は最大限活用すると良いかと思います。

保育園は多子世帯のため無料です。オムツ代や、不定期でお支払いするものだけ支払っています。
多子世帯といえば、私の住む地域では50,000円分の商品券をいただきました。
それから、マイナンバーカード作成時のポイント、ウエル活も活用。
すべてオムツ、ミルク、哺乳瓶代等に使用しました。

習い事としては、親が教えられるので、ギターとピアノを教えています。
頭の回転が良くなるのと、ストレス解消などの楽しみにもなるので、日々の生活に音楽も取り入れています。

コロナ時の給付金もありがたかった。
物価上昇対策として、低所得者世帯への援助があるようですが、我が家は住民税非課税世帯に該当するはずなので、かなり当てにしています。

食費

育休中は手作り中心で月40,000~50,000円。
育休明けてからは無理せずお弁当や総菜も取り入れ月60,000円台で抑えています。
パパが勉強中の苦労人時代に飲食店でアルバイトしていたのですが、お店で食べられるようなおいしいごはんが家で食べられて最高なんですよ^^
近所に激安スーパーが出来てからというもの、かなり楽になりました。

娯楽費

月5,000円以内
Amazon Primeに加入し、アニメ見放題。
外出は公園や山登り。
おにぎりやお弁当を作って、麦茶を詰めてお出かけです。
テーマパークや娯楽施設にはほとんど行かないです。

衣服

月5,000円以内
メルカリやお下がりを活用しています。
私の今着ている服も、高校生、中学生になった姪っ子甥っ子のお下がりです(笑)
149cmだからその技が成り立つんですけどね。
これも、出勤じゃなくて在宅だからできます。スーツやパンプスはほとんど処分しました。

美容代

美容院→年2回15,000円
2月は誕生月なので、自分へのご褒美で縮毛矯正をかけます。
ひどい癖毛で山姥みたいになるので、ここは欠かせません。
8月~9月頃カットで少しスッキリさせます。
黒髪ストレートで一つ縛りにできる長さが基本です。

子供たちの髪は私がカット。
パパは2ヶ月に一度1,000円カット(今はもう少し値段あがってるけど)です。

化粧→しません。
化粧水・乳液はハトムギ化粧水シリーズを使っています。
今まではオルビスで揃えていたのですが、高価なので断念しました。
月5,000円ほど節約できたんじゃないかな。

外出時も日焼け止め塗って終わりです。
マスク文化が浸透したということもありますが、ここ最近マスクを外してもすっぴんでウロウロしています。
保育園の送り迎えもすっぴんです。
化粧をしなくても死にません。
衣食住は無いと死にます。

水道光熱費

真冬・真夏以外で月35,000円ほど。

目くじら立てて1円単位で節約しようとすると疲弊するので
出しっぱなしは辞めようね、くらいです。

電気は安いところにしていたのですが、サービス終了に伴い東京電力に戻しました。
ガスは東京ガスです。

保険

生命保険等は住宅ローンの団信くらいで、民間には入ってないです。
年金もあるし、最終的には生活保護で成り立つよね、というスタンスです。

通信費

格安SIMで、夫婦で2,000円前後です。
ネット契約が7,000円くらい。

おいしいもの

お饅頭やケーキ、クッキーなどが大好きな我が家。
近所のおばちゃんが旅行に行ったらお土産でおいしいものを買ってきてくれたり(何人かいる)、
近所のママ友に子供が食べなくなってしまったレトルトの離乳食をいただいたり、
住宅街なのですが、全く近所付き合いが無いわけではなくほどよい距離感でお付き合いがあるのでうれしいですね。
お土産を購入することは難しいですが、家庭菜園で育てた野菜をお返しにお渡ししています。

失業時の対策法

失業時の対策
ChatGPTに質問してみた

私たち夫婦は田舎で仕事が見つからない、という悩みがあったので、
引っ越ししたり、アルバイトしたり、勉強したり、色々試してみたのですが、
ChatGPTで質問してみたところ、やっぱり同じような答えが出てきました。

【既存の企業にぶら下がる】はもう現実的ではないと思っていて。
動いてみると何か道が見えて来るものなのかもしれません。

最終的に生活保護があるんで。
長時間やりたくない仕事を強いられて死ぬことを考えるなら、まずは最低限生きることを考えてください。

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まとめ

なんやかんやと色々書いてきましたが。
39歳現在の私がですね、この何とも言えない大変だなー、不安だなーという時代にとりあえず食つなぐために今出来ることとしてやっているのが、ITの技術力を高めるということです。
幸いにも、捨てる神あれば拾う神ありということで、私を雇っていただける会社が見つかりまして。
(それもこれも私の仕事ぶりを認めてくださった元上司のおかげです。感謝感激)
これからもなんやかんやまだまだ色んなことがあるのでしょうが、
なんやかんや死なずに飯食って眠って子供と遊んで、仕事を続けていくんだと思います。

時代を憂いても仕方ない世の中。

とにかく死なない。
とにかく生きよう。

死にたくなっても、目の前の子供たちはニコニコ笑って、小さい手を差し伸べて、大人たちの真似をしたり、お友達と支えあったりして育っていくんですよ。

育てよう。
見守ろう。

頑張らずに頑張りましょう。

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haru @リハビリ中サーバーサイドエンジニア

1984年2月生まれ。サーバーサイドエンジニア2年目👩‍💻小4・小2・1歳児のママ。夫婦ともに在宅勤務。育児と仕事の両立が永遠のテーマ。

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