こんにちは。6歳と3歳の娘を持つ職業訓練中のはるなです。
学校で「アサーション」というコミュニケーションの手法について学びました。
とってもためになる考え方だったので、備忘録として残します。
アサーションとは?
アサーションとは「自分と相手を大切にする表現技法」を意味します。
ちなみにアサーション(assertion)は 英和辞典で調べると「主張」「断言」など という意味が載っています。
社会に出ると、いろんな人がいますよね。
- 攻撃的な人
- おとなしい人
- 穏やかな人
集団になると、コミュニケーションが必要となりますが、一方的に相手を従わせるような暴力的な発言をしても反発を買いますし、相手の言いなりになって自分が我慢するだけだと精神病んで辛いです。
アサーションという考え方を身に着けると、相手を立てつつ、自分の主張も言えるようになります。
学校で学んだ「アサーション」という考え方
教材については詳しく言えないのですが、
という、ドラマによくありそうなお題が出されました。
働いていたら絶対にあるパターンですよね。
私も、子供が生まれたてで会社員をしていたときに、子供の熱と仕事が重なったことはしょっちゅうあります。
子育てと仕事の調整って本当に大変なんですよね。
さて、そんなとき、相手も立てつつ自分の主張もしなければならない。どのように答えればよいでしょうか?
私が出した答えはこうです。
- 納期は絶対に今日中なのか確認
- 同僚や他部署に助っ人を頼む
- プライベートの用事を済ませた後深夜or翌日早朝仕事で対応する
まず、納期がずらせるならずらしてもらいますね。
緊急で突然の残業はイヤです。プライベートで外せない用事は大切です。
納期がずらせなかったら、助っ人を要請。
普段から他の人の手伝いをしたり恩を売っておいて、いざというときに助けてもらえる関係を構築しておくのも大事です。
それでも緊急で間に合わなかったら、プライベートの用事を済ませてから、持ち帰るか早朝出勤して対応。
自己主張が出来なかった過去
前の職場にいたとき、最初の上司とは相性が良かったのですが、最後の上司とはあまり相性が良くないと感じており、私はどちらかというと自分が我慢をして指示を聞いていました。
はい、はい、と引き受けていると、どんどん仕事が増えて、自分では抱えきれないほど溢れてしまいます。
タイピングを速くしたり、整理整頓をして物を探す時間を減らしたり、電話応対を他部署に振ったりして時間を作るようにすると、もっと出来るだろう、と、違う仕事が降ってくるわけです。
私は前職でテレアポと営業事務全般の仕事をやっていました。
月初は請求書の処理で忙しいのに、そういう時に限って子供が熱を出したりユーザーからクレームの電話を受けたりして、作業が進まない。一人で抱えきれないのに、断ったら自分の居場所がなくなると思って、限界まで仕事しました。
当時の私にアドバイスするならば、子供を抱えたワーママが、独身や一人暮らしや専業主婦の奥さんを養っている男性と同じパフォーマンスで仕事をこなそうとしたって、物理的に無理、だから、無理はしないで!ということですね。
ママに負荷がかかると家庭も回らなくなり、家族関係が悪化。何もかもうまくいかなくなるよ。
当時の管理職上司にこう言いたい。
言っても分かってもらえなかったとしても、でも、自己主張もしていかないと、自分が潰されるだけです。
まとめ
今回、アサーションという考え方を学び、仕事をしていたころのシチュエーションがいろいろと頭に浮かびました。
相手を立てつつ、自分の主張もちゃんとする。
相手も自分もWINWINになる方法を職場のみんなが身に着けていたら、人間関係が円滑になって、仕事も売り上げも伸びていくんじゃないでしょうか。
特に、経営者や管理職たちにこの研修を受けてほしい!!
目の前の数字を追うことに躍起になって、最前線で働く部下たちの気持ちを汲み取れない組織は、長く継続していけないと、私は思うのですが。
それでは、今日はこの辺で~!